私が開院した理由

◆整体を始める動機

私は小さい頃から身体の不調の辛さを経験してきました。
その経験が原点となって、みなさんの健康の回復と維持と増進をサポートするようになりました。

例えば、私は子どもの頃から乗り物酔いがひどくて10分で酔っていました。
小さい頃から冷え症で、毎年手足や耳にしもやけができていました。
おなかが弱くて過敏性大腸炎にも悩まされて、体調不良が2~3日続きました。
父親の影響で中学時代から水虫になり、上履きのかわりにスリッパを履いていました。
中学高校時代は起立性低血圧に悩まされて、朝礼でよく倒れそうになりました。
大学時代はアルバイトの過労などで生活のリズムが乱れて、自律神経の調子を崩したことがありました。

その他にも、整体の仕事を始めてから、いろんなカラダの痛みを経験しました。
そこから学んだことが今の仕事に活かされています。

これらの経験から、自分のカラダの状態を受け入れて対応することの大切さや、良い生活習慣を送ることの大切さなどを私は学びました。

「自分の体調の悪さを何とかしたい」

これが最初の切実な願いでした。

それはやがて次のように変わりました。

「同じような症状で悩んでいる人たちを楽にしてあげたい」
「病院で『異常なし』と言われて悩んでいる人を助けてあげたい」

それが今の整体師の仕事につながっています。


◆整体の志事から学んてせきたこと

整体の志事を始めてから学んだ大きな3つのことがあります。

▲1つめは、ほとんどの症状を自分のカラダで経験することができて、痛みに共感しやすくなったことです。

整体を始めた最初の頃は、施術者のカラダに疲れがたまってきて、首や肩のコリ、腰痛、股関節痛、膝痛、足首痛、手足のシビレなどは日常茶飯事でした。

そのおかげで、私はカラダの不調で苦しんできた人の気持ちに共感しやすくなりました。

カラダの不調を引き起こす原因として、姿勢やカラダの動かし方や食生活や休み方の大切さが身に染みてわかりました。
?どのような姿勢やカラダの動かし方で痛みやシビレがでるのか
?どんな症状がどのような過程でよくなっていくのか
?どの症状にどのような手法が効果的なのか
?どのようなストレッチ体操を行うと効果的なのか
?生活の中でどのような姿勢に気をつけたらよいのか
?どのように栄養バランスを整えたらいいのか
これらを身をもって体験するよい機会となりました。
その経験は、すべて患者さんの生活習慣の改善のアドバイスに生かしています。


▲2つめは、患者さんの今までのカラダや生活習慣を改善するために、ゆっくりと地道な努力や時間をかけて、楽しく行っています。

猫背の姿勢で肩こりや腰痛を作る患者さんは、整体でカラダを整えても、しばらくするとまた肩こりや腰痛を再発させます。

それは整体が効果ないのではなくて、毎日の生活の中で必ず疲れがたまる姿勢や動作をしていて。症状の原因が改善されていないからです。

そんな患者さんに猫背を伸ばすように教えてあげても、すぐ忘れてなかなか伸ばそうとはしません。

それは、良い姿勢に改善することが生活習慣の1つにまだなっていないからです。

生活習慣の改善には地道な取り組みと練習が必要です。

そんな人のために、気軽に楽しくできるゆるめる体操を行っています。

それを続けた結果、ぎっくり腰が起こらなくなった人、歩いたり運転するのが楽になった人、畑仕事ができるようになった人、買い物が楽にできるようになった人などがいます。

生活習慣を改善することは、楽しく地道に続けることか一番の近道ですね。



▲3つめは、整体の手法を進化させてきたことです。

私は整体師としていつも次のような自問自答をしていました。     

・症状の原因とは何か?
・症状の根本改善とは何か?
・患者さんが作った症状を本当に良くするためにはどうすればいいか?
・患者さんの健康的自立をどのようにサポートしたらいいか?
・患者さんが症状を作らないためにはどのような生活習慣を身につければいいのか?
・整体のゴールをどこに設定するのか?
・さらにより短時間でより効果的に良くする方法は何か?

これらを私なりに一生懸命に追求してきた結果、整体の手法が変わっていきました。

最初の頃は、筋肉のコリをジワジワ~ッと押す押圧系の整体を学びました。
その手法は、長年の硬く慢性化したコリなどの症状の部分的な改善には一定程度までは有効でしたが、カラダの緊張を強めることが多くて、好転反応を強く出しやすい傾向がありました。

そんな時に、出会ったのが無痛整体でした。
それは、短時間の優しい刺激で、カラダの内部から緊張を弛緩させたり、ゆがみを整えることで痛みを改善させる手法でした。

無痛整体は、やさしく手を当てたり、さすったり、ゆらしたりすることで、脳を快にして筋肉のロックを内側から弛緩させて、骨格のゆがみを整えて、正しいカラダの動きを新しい記憶としてくり返し学習させていきます。

カラダの生理反応や脳の働きを視野に入れて、内側から自然治癒力を働かせる手法は、とても素晴らしいと感じました。

この整体を学んで、症状の原因を生活習慣の中に探して改善することを大切に考えるようになりました。正しいカラダの姿勢や動き方を脱力しながら身につけるゆるめる体操療法などを指導しています。

患者さんの日常での姿勢や動作の悪いクセを改善することができるようになったので、症状の再発率が減少しました。

この延長線上で、オステオパシーや操体法の手法などを学びました。

最近は、硬い骨格や関節の癒着をゆるめて整える整体を学びました。
骨格のゆがみが強いと、症状の改善が遅くなります。
今まであまりできなかった全身の細かい骨格の悪いクセを直す手法を取り入れることで、症状の改善率がアップしました。

以前から興味があって行っていた気功のセミナーを受けました。
触ることさえできないくらいひどい症状の人たちのカラダを本当にゆるめるために必要なことは何かを考えて、気功を学んでいます。


ほかに、私自身の経験から、栄養補助食品の補給によって体調が劇的に変わったことがあったので。必要な方には健康食品のご紹介もしています。

『かがやき』は、カラダを整える、ココロを整える、セルフケアを学ぶ、栄養補給する、の4点から、患者さんの元気と健康と若々しさと美しさをトータルに応援していきます。


◆学びを活かすのは今

今現在、ようやく私が思い描いてきた理想の整体院のイメージが明確になってきました。

患者さんの『健康自立』をサポートする目的や理念のもとに、どこに行っても良くならない不調でお悩みの方、元気で健康的で美しく人生を楽しみたい方を改善に導いて、応援できるようになりました。

最近は、患者さんの願望や未来の理想の姿を聞くようにしています。
良くなる主体は患者さん。整体師はその支援です。
 自分のカラダとどのように付き合っていきたいのか?
 症状をどこまで良くしたいのか?
 良くなったら何がしたいのか? 
 これからどうな楽しみを味わいたいのか? 


患者さんの目的や目標を共有したうえで、ゆがみを整えて痛みやシビレを取り、患者さんに正しい姿勢やカラダの使い方を身につけてもらっています。
元気で健康的で美しく過ごす人生を応援しています。

これからも『かがやき』の無痛でゆるめる整体法を地域に広めてお役立ちしていきます。

みなさんが少しでも心身ともに生命の輝きと健康を取り戻して、人生を楽しんで過ごし、たくさんの良い思い出づくりや夢の実現が出来るように、誠心誠意楽しみながら応援していきます。


◆これから

おかげさまで、『かがやき』は2015年で13年目を迎えることができました。
これまでのみなさんとのご縁に心から感謝します。ありがとうございました。

私の理想とする【患者さんの健康的に自立して人生を楽しむ姿をサポートする整体院】を目指す初心を貫いてきました。
これからも変わらぬ思いで、ご縁のあるみなさんとのかけがえのないご縁と信頼関係を大切にしていきます。

                           」

◆私の夢

私の夢は、今の無痛整体の仕事を軸にして3つあります。

▲1つは、無痛整体で患者さんが毎日を元気に笑顔で楽しくすごせるように、健康的自立のためのカラダのお手入れをする習慣を広めていくことです。
痛みを出す人生も、痛みを出さない人生も、自分で選択して作っていることを自覚してもらい、
痛みを出さない身体の姿勢や動かし方を無痛整体を受けながら再学習しいただきたいです。

身心の健康のためになる真実を追求して、いろんな療法の勉強もしていきます。
同じ志を持つ人たちと力を合わせて多店舗展開して、地域の人の健康を支援していきたいです。


▲2つは、健康に関する間違った常識を変えてもらうために、正しい健康情報を発信することです。

まずは、身体の正しい姿勢や、正しいリズムの生活習慣や、ストレッチ体操を広めたいです。

栄養についての勉強や、サプリメントの使い方や、食品添加物との付き合い方や、日常生活用品の中に入っている有毒物質の危険性を知ってもらったりすることもやっていきたいです。


▲3つは、健康の大切さを知った地域の人たちが、人生を楽しんで、それぞれの夢の実現を追及するプロセスを、みんなで応援することです。

いろんな専門知識を持った人を呼んでセミナーをしたり、いろんな人の体験談を聞いたりしてみたいですね。

それぞれの困った問題を解決しあえるように応援し合えると楽しいですよね。
いろんな人生経験が集まると、すごいパワーになると思います。
そこでは、これまで学んできたいろんな自己啓発の勉強が役に立ってくれると思います。
自分以外の人の夢を応援することが、最短でみんなの夢が実現することになるのです。 」

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